自分のお気に入りから、子どもたちへ。

Plankton Chairとの出会い

こんにちは。
南国の奄美大島生まれの山田です。
社内でも随一の濃い顔なので(自覚ない…)、中之島のshopで見かけた際は是非お声掛けてください。
grafでは販促担当やshopの企画などを主に担当しています。

オンラインショップでこの読みもの企画がスタートすると聞いた数週間前から、
有無も言わさず頭に思い浮かんだのが、Plankton Chairのことでした。

grafのスタンダードな家具シリーズ、「Narrative」の中でも創業当初からのロングセラーの椅子で、
僕にとっては思い出の1脚だからです。

遡ること10年以上前、graf入社前のことです。
shopを初めて訪れ、試しに座ったのがPlankton Chairでした。
シンプルな佇まい、無骨さの中にも繊細さを感じることのできるスチールパーツ、
絶妙に湾曲した座面と背もたれで構成されていました。

まだまだ社会人駆け出しの20代前半。
ひと目見て心奪われ、いつか買おうと心に決めてshopを後にしたのを今でも鮮明に覚えています。

積層合板の座面。計算された大きさと絶妙な角度で湾曲させ、安定感のある座り心地に。

自分の特別な1脚

新婚時代の家具は祖父母から譲り受けたりと、
何せよ資金不足で自身で買い揃えられたものはそれほど多くありませんでした。

あの日から数年が経ち、
家族も増えて自宅の購入と同時にリノベーションをすることになりました。
いつかこの日が来るのを待ち侘びていた僕は妻を連れて再びshopを訪れ、
このタイミングで購入することになりました 。

自社のgraf laboで職人さんが1脚1脚を自分のためだけに作ってくれるというのも、
その特別感をさらに掻き立ててくれました。

最初はしばらく座らずに、眺めていたPlankton chair。

子どもたちのお気に入り

最初は自分専用の椅子と思って使っていたものの、気付けばすっかり我が家のスタンダードチェアに。
子ども達の椅子はそれぞれあるけれど、良い椅子というのがわかっているのでしょうか・・・。

我が家では主にダイニングチェアとして使っていますが、別室に移動して使うこともあります。
安定感があり、背もたれに柔軟性があって長い時間座っていても疲れないので1脚使いもおすすめです。
片手で運べる軽さもいいですよね。

自分で座布団を敷いて、座り心地や高さを調整しているよう・・・。
Plankton chair + stoolの組み合わせ。映画を見たり、ぼーっとするのにとても快適。

そしてPlankton stoolも我が家に仲間入り。

実は、grafに入社した後に社外向けに開催したワークショップに参加して、子どもと一緒に製作した特別な一脚です。自分で作ったことがよほど嬉しかったのか、枕元にも置くほどの愛用っぷり。

子ども達には、「このお家を出ていくときに持っていっていいよ」と伝え、大切に使っています 。

座面の裏には、ワークショップの日付けと名前を書いてこの日のことを忘れないように。
Plankton stoolは子ども達の絵本を置いたりするのにも活用。

いつか憧れた、たった1脚の椅子。自分から子どもへ、そしてまた次の世代へ。
心に残り続ける、モノやコトを発信しているgraf。そんな場所で、僕もこれからみなさんへワクワクする様々なことを発信していきたいと思っています 。次回のブログでまたお会いしましょう。

この記事の投稿者

1983年、鹿児島県奄美市生まれ。A型。2人の女の子の父。 趣味は毎朝のランニングと、週末に飲むビールとニンニク料理。 夢は、成人した娘とデートすること。 インテリアショップでの販売、バイヤーの勤務経験を経て2022年grafに参加。 販促・shop企画などを主に担当。