こんにちは。 ショップのhiranoです。
一回目の記事を書いていた頃は蝉が鳴き太陽が燦々としていたのに
気がつけば朝晩が少し涼しくなってきた季節になりましたね。
私自身、この読み物を見るのが好きで、記事が更新されるのを楽しみにしているファンでもあります。
なので、「次はどんな内容の記事にしようかな?」と日々頭の片隅で考えているのですが
前回、プロダクトデザイナーの松井さんよりNarrativeのものづくりのお話が出ていたこともあり
ソファやチェアに合わせ、選んでいただけるファブリックについてのお話にしようかと。
shopにご来店の難しいご遠方からのお客様からは貼り地のお問い合わせも多く、種類の多さに迷われる方も。生地の風合いや、素材の特徴、微妙な色合いなど、こちらでもご紹介できればと思います。
Narrativeのファブリックは40種類から選べる
40種類の中から、どうやって選べばいい?
似た色に見えるけど違いは何?汚れが目立たない生地は?
ペットを飼っているから選択が難しい….。などなど…生活環境や好みによって選ぶ基準はさまざまですが、オンラインショップからの購入となるとすぐに選ぶのは正直難しい。
もし迷われている方がいらっしゃったら、ここで少しでも参考にしていただけるとうれしいです。
40種類の中でも素材に特徴のあるファブリックを4種ご紹介します。
ベロア素材のような滑らかな触り心地のCloser。
薄手で光沢があり、チーク材のヴィンテージ家具をお持ちでしたら、チェアで貼られると相性の良い生地です。肌当たりもよく、座り心地も柔らかいのでデスク用にもおすすめ。
モダンでもなく、ナチュラルでもなく柔らかい抜け感をつくれる生地です。
Fabric AランクのCaldo
Caldoは使用されないまま廃棄される繊維原料や紡績、織布工場で発生する糸くず布地などを集めて作られた特紡糸という糸で織られた地球にやさしいリサイクルな生地。
コットン、ポリエステル、アクリルの混糸で織られ表情がありツブツブと混じりあった色合いもかわいい。環境にも優しいのがいいところでもありますね。
Arm chairのgraf brownにCaldoのivoryを
ダイニングチェアとしていかがでしょうか
garfオリジナルのファブリック
私のオススメはこのBlue BlackとGreen Blackです。
grafオリジナルの生地で、色のかっこよさもあるんですがNarrativeの家具のどれに合わせても間違いない。(すごく個人的な意見)美しいフレームを引き立たせてくれるような。
主張しすぎず、厚みもちょうど良い張り感があります。猫にはすぐに引っかかれそうだけど。
縦糸と横糸が異なる色で織られているので、絶妙な色のバランスが出ている。
角度や明るさで黒い糸が強調されたり、みどりに見えたり。Blue Blackだとスモーキーなネイビーにも見えます。落ち着いた色が飽きがこないのと、ソファーや座面の広いチェアにもおすすめで
部屋の全体のバランスを整えてくれるように思える。
Plankton Cushionに張り込むとこんな感じ。
Planktonのスチールレッグにも合うなぁ。
しっかりした厚みがある生地Trento。
こちらのお客様には、Chalcol Grayをお選びいただきました。Waf sofaのボリュームともバランスが良いです。お写真の提供もありがとうございます。
Trentoはウールが90%も含まれていて、合成繊維では味わうことの出来ない肌触りを感じられるのと
天然素材のウールは吸湿性にも優れ、熱伝導率が低いので、冬は暖かく、夏は涼しい。
さらに消臭効果もあるので、私はウールを山登りでのインナーやソックス、ウエアで愛用しています。
汚れがつきにくく、型崩れしないのも良いところです。
スタジオでは企画やイベントに合わせ、定期的に展示家具を入れ替えています。
ご来店時に、すべての家具をご覧いただけないのが悔やまれますが、事前ご予約いただければ準備することも可能です。「こんなの探してます。」などあればお聞かせください。
サイズオーダーのご相談もお受けしています。
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