graf porchのレジデンススペース(前編)

こんにちは、企画・アートマネジメント担当の猪子です。

先日東京へ出張に伺い、関西より一足早く桜の開花を見ながら商談などしていたのですが、
合間で伺った東京都写真美術館での深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ に感動し、季節や時間の移ろいをぼんやりと考えながら大阪へ帰ると桜がちらほら。
3月の末頃にもなるとgraf studioの前には満開の桜が咲き乱れておりました。

実はわたしが管理・運営をしているgraf porchはベストお花見スポットだったりするのですが、
今日はそんなgraf porchでの宿泊の楽しみ方をご紹介します。


2020年、事務所だったスペースを改装し誕生したgraf porchでは、宿泊場所としてのご利用が可能です。
展覧会などの開催が多いこともあってか、来られたお客様からはびっくりされることもしばしば。こだわりが詰まった空間を特色と合わせてご案内していきます。

料理も食事も広々、
すっきりとしたアイランドキッチン

graf porchへの階段を上ると、レジデンススペースでまず始めに見えるのが広々としたアイランドキッチンです。コンロは4口、オーブンに炭焼きが可能な囲炉裏(!)といった、料理を楽しむ方にはもってこいの贅沢仕様。

使い方はアナログ、網を外して炭を置く。
バーナーで炭を炙って火が点いたら網を戻して使用できます。じっくり焼くタイプのお肉や低音調理にもオススメです。


思う存分料理を堪能した後は、そのまま調理スペースでお食事もお楽しみ頂けます。カトラリーなどは、1Fやオンラインでも販売しているgrafのプロダクトなどがご使用いただけます。(その他、各地の窯元から取り寄せたお皿なども常設してます)

実際に購入できるプロダクトがこちら↓

arita 1616 TYより「スクエアプレート」「コーヒーカップ」。プレートのシンプルなデザインはどんなお料理にも相性がよく、和洋中と、なんにでも合わせやすいです。

grafオリジナルの「OWNグラス」、「OWNカップ」は、飲み物用として、素麺など麺類の取り皿として。はたまたドレッシングを作る時にもいいかもしれません。キッチンで料理をしながら、ちょっと一口のお供にオススメです。

カトラリーにはgrafのロングセラーのプロダクト、「sunao」「三角箸」シリーズをご利用いただけます。
ご利用いただいた方の中には、実際に使用してみて、使い心地がイメージと当てはまったことでご購入いただいた方も。

こちらは陶芸家 岡田直人さんとgrafの共同開発で作られた「一二三」
直接火にかけられる器は鍋として、火を使わない時にはサラダなどを盛りつけたりと
万能な調理器具。これは蒸籠をうまく組み合わせて使った使用例、この日はスタッフで食事会を行なったのでした。


*こちらの商品は材料等の関係で在庫薄ですが、気になる方はこちらまでお問い合わせください。

キッチン横にあるリビングでテーブルを使ってお食事もオススメです。
宿泊以外にも食事会のみのご利用など、
幅広く受け付けております。

土壁が印象的なリビングでホッと一息

渋めの土壁が広がるこちらのスペースでは、食卓を囲えるテーブルセットと、
ソファとローテーブルのコーディネートがお迎えします。

お食事の後はソファにゆっくり腰掛けながら、音楽を楽しんだりくつろいだり、
宿泊される方の中には、「出張に合わせて快適に仕事をするために選んだ」というお声も多々寄せられます。
無駄なものが少ない空間なので、仕事に集中したい時などにも適しているかもしれませんね。

そんな時間を共にしてくれるアイテムがこちら↓

常設しているこちらのスピーカーは、滋賀県は信楽に拠点を構えるHORAAUDIOによる「mono」。優しく深みのある音が特徴です。
空間全体に響く様な大きな音も出せますが、繊細な音も出せるのが特徴で、静かな環境音楽やアンビエントなどにも相性がいいです。

monoに繋がれているアンプ、
小松音響研究所とgrafによるプロダクト「KG アンプ」。真空管が温まると心地よく倍音が広がり、monoとの相性は抜群です。


*こちらの商品は材料等の関係で在庫薄ですが、気になる方はこちらまでお問い合わせください。


今回ご紹介したところ以外にも、バスルーム、ベッドルームなどまだまだありますが、続きは後半のお楽しみに。


家具類は、季節によって入れ替えなど随時行っております。
コーディネートに合わせてご紹介していきますね。


graf porchでは、随時宿泊を受け付けております。
ご予約はairbnb公式webから、ご宿泊おまちしております。

GW〜5月下旬にかけては、展示会も開催しております。
grafの家具をご覧いただきながらご相談を承る企画で、今回はキッズアイテムを数多く取り揃え、 動作を通じて楽しめる商品や新たにリリース予定のモビールなどを先行して展示予定。

期間後半にはランドセルブランド +CELによる展示販売会も開催。
「+CEL」のロゴは、100 歳の染色家でアーティストの柚木沙弥郎さんにて制作。
ファーストコレクションとなる2024年モデル「PLAIN」シリーズには、かぶせ裏に柚木沙弥郎さんの作品が使われています。

お近くにお越しの際は、どなた様も是非お立ち寄りください、


それではまたまた。

【 次回graf porch展覧会告知 】
graf Coordination Week vol.3
期間|2023年5月3日(水) – 5月21日(日)

+CEL Caravan 2024
期間|2023年5月16日(火) – 5月21日(日)

定休|月曜、および第二火曜
時間|11:30 – 18:00
場所|graf porch(大阪市北区中之島4-1-9 graf studio 2F)

この記事の投稿者

1991年バイエルン州アウクスブルク生まれ。美術ギャラリー、美術系出版社勤務を経て2020年よりgrafに参加。 graf porchの管理人。 アートと人文学とお酒が好き。