size(mm) |
W90×D30×H140mm |
素材 |
PLA樹脂 |
3Dプリンタで作られたポータブルラジオ
3Dプリンタ等のデジタルファブリケーションツールを使った新時代の工芸的なものづくりの可能性を探求する設計者集団、新工芸舎から、ポータブルラジオ「~PortableRadio」のご紹介です。こちらは期間限定のご案内となります。
tilde(チルダ)というシリーズのひとつで、「~(チルダ)」の形をした樹脂を溶かして編むように積み重ねることで、樹脂でありながらも温かく柔らかな表情を作り出すことができる特殊な技法を用いています。
熱溶解式3Dプリント技術における実用性・審美性・生産性を兼ね備える技術的極大点を追求したシリーズです。
こちらは編みのテクスチャをスピーカグリルとして使った単三電池駆動のポータブルAM/FMラジオです。立ち上がったハンドルと、どこへでも連れて行けそうなコンパクトなサイズが特徴。
grafの実店舗2階、「graf porch」で、7月31日まで新工芸舎展を開催いたしました。こちらのPortableRadioをはじめ、さまざまなプロダクトを展示。たくさんのお客さまに御覧いただくことができました。
ブースの一角ではtildeシリーズが生まれるまでの試作品も展示いたしました。この写真はその一部です。スピーカー部分やつまみのデザインなど、PortableRadioの誕生までには試作や失敗を繰り返されたことが、このアーカイブの山から想像できます。
新工芸舎
3Dプリンタ等のデジタルファブリケーションツールを使った新時代の工芸的なものづくりの可能性を探求する設計者集団です。3Dプリンタなどのデジタルファブリケーションツールは個人への技術の回帰、生産手段の民主化を実現しつつあります。その変化がもたらす文化的な意味合いや、人間個人の態度に現れるポジティブな変化について考えるべく、自らのコレクティブを” 新工芸”と表現し、活動しています。