material |
glass |
size |
W180 D165 H215mm |
color |
grey グレー |
配送方法 |
佐川急便 |
地球の現象を探求した先で生まれたガラスのオブジェ
2015年に井上真彦、置田陽介、横山道雄により結成されたelements(エレメンツ)は、ものづくりをするプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクトです。私たちがこの世界にどのように関わってきたかのを解剖し、自分たちも世界のひとつのエレメントであることを実感する試みでもあります。
元々はgrafに所属していたメンバーで、現在は別々の活動を行いながらもプロジェクトや作品を通して、継続的に関係性を築いています。
elements第1段のテーマとして設けられた、人類が進化の過程において獲得した重要な要素である「火」について学び、実験や実践を重ねるなかで誕生した FIRE MOLDING。
北欧の寒い地方の暮らしの知恵である丸太のストーブ「SWEDISH TORCH (スウェディッシュトーチ)」から着想を得ました。
丸太にスリットを入れ、そこに炭を落とし木を直接着火させると、少しずつ溝を押し広げながら燃え続けます。火が燃え切った後の丸太に残った痕跡を吹きガラスの木型として利用し、ガラスを吹きこみ、火が作り出した有機的なフォルムを写し取っています。
木型は数回のみ使用できますが、ガラスの熱によって少しずつ痕跡の形も変化するので、同じ型を使用しても一つとして同じものができることはありません。
作品の中からひとつひとつgrafがピックしたものを販売しています。こちらは透き通る黒色。grey 中サイズ のオブジェです。
それぞれのガラスに現れた揺らぎある表情は、光が当たるとその輪郭が色濃く浮かび上がります。水光のようにきらきらと反射する影もまた魅力的です。
特に機能や用途を設定して創造されたものではありませんが、制作時にできた穴がありますので、花を挿して飾ることも可能です。(その際水を入れることもできますが、内部の掃除が困難ですのでお気をつけください。)
elementsでは毎回テーマを持って活動し、その先に創作や販売を行いながら数々のエキシビションを開催しています。ぜひ今後の活動にもご注目ください。
exhibition history
elements 01 「FIRE」(火)/ elements 02 「STACK AND BIND」(積む / 束ねる) / elements 03 「CLIMATE」(気候 風土)CLIMATEは、数年にわたっての継続的なプロジェクトとして展開を予定。